「思考」「観察」「型」のいずれかのテーマでレッスンを行います。考えたり書いたりすることが苦痛にならないよう、レッスン内容に工夫を凝らしています。伝えたいことがあふれ、夢中になって書く体験を目指します。
レッスンのテーマの一部を紹介します。
「思考」のレッスン
- ディスカッションをして考えをまとめよう
「将来は都会に住みたい? 自然の多い場所に住みたい?」
「スポーツチームは男女で分けるべき?」
「農家を減らさないためにはどうすればいい?」 - 探偵ゲームで犯人を探して感想文を書こう
- 音楽を聴いて、演奏したい楽器をプレゼンしよう
- お気に入りの本や漫画を紹介しよう
- 宇宙に行くなら何をしてみたい?
「観察」のレッスン
- クワガタムシを観察して観察文を書こう
- 「ペンの色」を分解して実験レポートを書こう
- 五感を使ってリンゴを観察しよう
「型」のレッスン
- 理由を2つ示して説得力のある文章を書こう
- 比喩表現を入れて自分だけの気持ちを表そう
- 「たとえば」を使って具体例を示そう
レッスンの流れの例
音読(5分)
宿題の教材を一人ひとり音読します。内容を理解しているかどうかを確認するため、講師からランダムに質問を投げかけます。
導入(15~20分)
ニュース記事を読んだり、友達とディスカッションをしたりして、自分の考えを膨らませます。言葉に関するゲームや、聞き取りのトレーニングを取り入れることもあります。
作文(30~35分)
講師からテーマや見本の作文を伝え、仕上がりのイメージを持ってもらいます。その後、作文に取り組みます。
手を動かしながら、観察・描写する力、論理的に説明する力、自分の考えや気持ちを表現する力を身につけます。
作文を書き慣れていない場合は講師が寄り添って、書き方を丁寧にサポートします。
発表(5分)
前に出て自分の作文を発表し、友達や講師から感想をもらいます。言葉に出して伝えることで、「考えが伝わった!」という小さな成功体験を積み重ねます。