「宇宙に行くなら何をしてみたい?」というテーマで想像力を膨らませるレッスンを行いました。
このレッスンのポイントは臨場感です。初回のレッスンで臨場感を出すための工夫を伝え、二回目のレッスンで作文を仕上げました。
生徒さんの作品の一つを紹介します。
※読みやすさの観点から、改行や読点の調整を行っている場合があります。
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「花火の中でえいぞう計画」
二〇三〇年五月五日、今日ははじめての「うちゅう大花火」の日です。わたしは十五才のうちゅうイベントたいです。
うちゅう大花火というのは、火星から木星、土星、天王星に向けて花火をとばす大会です。花火の中には子供の手のひらサイズのカメラが入っています。このカメラで木星と土星と天王星の中にはどんなものが入っているのかをしらべます。このイベントのようすは地きゅうに中けいされます。
花火でカメラをとばすことによって小さい子にも楽しんでもらえるようにくふうしています。だから子どもの日である五月五日にイベントを開さいすることにしました。
うちゅう大花火には小中学生がさんかできます。わたしはイベントたいとして、みんなが来る前にロケットで先に火星に行って花火のじゅんびをします。
プップーとロケットが火星に着りくする音が鳴りました。
「火星についたぞー」
「早く花火やりたいな」
さんかしゃの明るいひょうじょうが見えました。
ピーッとふえが鳴り花火の周りはあっというまに人でいっぱいです。
ビュンビュンと花火がとんで中にあるカメラはおちてしまって、青いうちゅうをうつしたり、土星の中に入ってうまくえいぞうがとれたりします。うちゅうではさんそがなくてももえる、うちゅうせん用のとくべつな花火をつかっています。
花火はむらさき、きみどり、オレンジのどれかです。どれが出るかはお楽しみです。
やがてせいげん時間の二十分がたちました。
「うちゅう大花火楽しかったね」
「またうちゅう大花火やりたいな」
「どれが一番あたりやすかった?」
いろいろなところから声が聞こえて来ました。
さんかしゃとイベントたいが地きゅうに帰ったら、どんなえいぞうが見られるのでしょうか。
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